【資料公開】基調講演「クラウド時代のあるべき情シス、「モダンな情シス」の全貌」を公開しました。

「Digital Leaders Summit Vol.2 2024 秋」の基調講演の機会を頂き登壇させていただきましたので、その資料を公開したいと思います。
キーマンズネットとITmedia エンタープライズ様には、以前にも取材を頂いており、「モダンな情シス」について取材を受けたことがきっかけとなりました。

「Digital Leaders Summit Vol.2 2024 秋」とは?

2024年10月28日から10月31日にかけて開催されたオンラインセミナーで、主催はキーマンズネットとITmedia エンタープライズでした。
このイベントは、中堅・中小企業の情報システム部門(情シス)や経営者、DX推進担当者、セキュリティ担当者を対象に、限られたリソースで増大する業務やセキュリティ脅威に対処するためのノウハウを提供することを目的としていました。
プログラムは以下の5つのテーマに分かれており、
  1. セキュリティ: 限られた予算や人材での効果的なセキュリティ対策や、経営層の視点からのサイバーセキュリティ戦略。
  1. 情報/ナレッジ共有・属人化解消: 組織内の情報共有の促進や、業務の属人化を防ぐための手法。
  1. データ活用: データの効果的な活用方法や、業務効率化のためのデータ分析手法。
  1. Windows 11: 新OSへの移行に伴う課題や、その解決策。
  1. 守りの情シスから攻めのコーポレートITへ: 情報システム部門の役割変化や、ビジネス成長を支援するためのIT戦略。
私は5のテーマで登壇致しました。

登壇内容について

私は「クラウド時代のあるべき情シス、『モダンな情シス』の全貌」と題し、クラウドサービスの普及に伴う情報システム部門(情シス)の役割変化について講演しました。
近年のSaaS(Software as a Service)活用の拡大とセキュリティリスクの複雑化に伴い、情シス部門には「攻め」と「守り」の両面で新たなスキルとアプローチが求められています。
具体的には
  • SaaSの運用自動化とシステム連携を実現する「SaaSOps」の考え方を紹介し、ビジネス成長を支える「攻めの情シス」としての役割を説明しました。
  • セキュリティの強化とシステムの安定運用を担う「守りの情シス」の重要性について解説し、クラウド時代に即した「モダンな情シス」の全体像を示しました。
 
NOT A HOTELの実践例についてもお話しています。
  • 生成AIを活用した業務改善
  • パスワード管理・デバイス管理の改善事例を紹介
  • 最新技術の導入と従業員の生産性向上を両立する取り組みについて
 
世界がクラウドシフトを進める現在において、SaaSを熟知しフル活用できる人材へ、業務改革を促すチェンジエージェントになり、事業成長を加速する存在にシフトする事が求められていると思っています!
私たちは大きな変革期の只中にいます。この講演が皆様にとって新たな気づきのきっかけとなれば幸いです。

クラウド時代のあるべき情シス、「モダンな情シス」の全貌 

 
キーマンズネットでも講演内容がまとめられていますので、ぜひそちらもご覧ください。

最後に

変革を求められているとはいえ、目の前の業務に追われている方々は「どうすればいいのか」と思われているでしょう。そういった方々向けに、チームの役割を変化させる際のステークホルダーとのコミュニケーション方法についても、最後に触れておくべきだったと反省しています。
とはいえ、このような役割の変化が必要なのは間違いありません。まずはその認識を持ち、段階的に変化を進めていければと思います。
 
講演自体の満足度も高かったそうで、一安心です。 XなどSNSでフィードバックを頂ければ感謝します! 
 
 

私が所属するNOT A HOTELでは現在人材を募集しています。ご興味をお持ちの方は、カジュアル面談で現場の様子をお話しさせていただきます!
 

 
皆様の参考になれば幸いです。
 
私への仕事のご依頼、情シスの立ち上げ支援については、🏞️梶原成親(kajinari)のポートフォリオ をご確認ください。